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宇治茶の老舗「摘翠園」では、抹茶・玉露・煎茶・雁がね・玄米茶・ほうじ茶等
ほんものの味を取り揃えてお待ちしております。



宇治茶がほんまに美味しいのはどうして?

1. 宇治茶は、京都山城地方独特の寒暖差が激しいところに発生する川霧や、
適度な雨量など温暖な気候と、豊かな地味によって育まれた緑茶です。
以来連綿として800年間の歴史を刻む間に、洗練されてまいりました。
また茶の湯文化がその発展に更に磨きをかけました。


2. 上品な香り、ほんのりとした甘味、すこし山吹色の水色に代表される
宇治茶の特徴は、そのどれをとっても、他の産地にはない宇治地方独特の
風味です。


3. 高級宇治茶の特徴は、まず1年で最初に採れる一番摘みの緑茶が多く、
それもハサミで刈らずに、手づみで採取したものです。
また高級玉露や抹茶などは、普通緑茶の5〜10倍の肥料を施し、光を
遮って緑茶の苦みをおさえ、まろやかなお茶に仕上げます。
高級な緑茶になりますと約95%くらい光をさえぎり、お茶の肥料だけで
育てる訳ですから、何倍も肥料を施します。その遮光には棚を組み、
かんれい紗で覆います。時としてその上に稲わらをふる場合もあります。
このようにして丹精込めてつくられたものが、宇治茶なのです。


4. 宇治茶の特徴は、じつは浅蒸し。対する静岡茶は、深蒸し。
深蒸しに比べ、水色が薄く、味は外見上淡く、あっさりとしているように
見えますが、実は深蒸し茶より濃く、深い趣のある実に奥深いお茶です。
そのふくよかさ(芳醇な味)は、他の追随を許しません。
その秘密は、下記の3点にカギが隠されています。

<宇治茶師のワザ>
その1  蒸しのワザ(茶葉の蒸し方)
その2  煉りのワザ(茶葉の乾燥方法)
その3  合組のワザ(配合方法−ブレンド技術)



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